管理が難しくない

金貨を利用した投資で注意したいことに、金貨の損傷があります。金貨が大きく損傷してしまうことにより、プレミアムが失われてしまいます。プレミアムが失われてしまうということは、買取価格が低下してしまうことを意味しています。投資目的で金貨を保有する人だけでなく、収集や贈り物として金貨を購入する人も、保管には気を遣いましょう。

ただ、実際に金貨を購入するときになるとわかりますが、損傷させないようにすることは大して難しくありません。保護ケースに入っている金貨が販売されているため、はじめての人はこのようなものを購入すると安心です。また、金貨は1枚1枚が小さいため、場所を取りません。紛失には注意する必要がありますが、金庫にしまっておくなど、保管場所を決めておくとなくしてしまう心配がありません。金庫のような頑丈なもののなかに入れておけば、損傷してしまうこともなく安心です。

収集型金貨や地金型金貨を含め、金貨はコインショップ、貴金属店、金地金販売点、百貨店、銀行などさまざまなところで買い求めることができます。ただ、どこで購入するのかによって価格には差があるため注意しましょう。なお、金貨は店頭だけでなくオンラインショップでの購入も可能です。

少額での開始が可能

投資の世界には少額ではじめることが可能な方法が複数あります。金貨を利用した投資もそのなかに含まれます。金貨はデザインが一緒のものでも、異なる重量の金貨が製造されています。また、1枚から買い求めることが可能です。一番小さいサイズの金貨を1枚だけ購入する方法では、少額で金貨の投資をスタートすることが可能です。

また、地金型金貨では、一定の重量の金地金を買い求めるときにかかる、バーチャージという売買手数料がかかりません。金貨の購入費用以外に余計なお金をかけたくないと思っている人に、地金型金貨の購入は合っているでしょう。ほかには、地金型金貨を売ると、譲渡所得の取り扱いになるため、税金がかかってしまいます。ただ、5年以上の期間にわたって地金型金貨を保有し続けていると、税金がかかる対象となる金貨の売却益を50%に減額されるのです。

そのほか、金貨はデザイン性に優れており、種類も豊富にあるということで、投資目的だけでなく集める楽しみがあり、贈り物として喜ばれるものでもあります。金貨には毎年違ったデザインで製造される種類があります。毎年、誕生日、結婚記念日などの名目で金貨を買い集めていくと、ある程度のまとまった資産が形成されることにもなります。

投資に向いている金貨とは

投資を目的として金貨を購入する場合には、金貨の種類に注意が必要です。金貨には地金型金貨と収集型金貨があります。収集型金貨は記念硬貨やアンティーク金貨といったものがあります。収集型金貨は少ししか出まわっていないなど入手困難であることや、デザインが秀逸であることなどの要素があり、金の価格より高額で売買されています。しかし、人気が低下してしまえば売買価格が大きく下がってしまうリスクがあり、投資用として購入するには向いていません。収集型金貨は収集型という言葉が付いているとおり、コレクションを目的に買うほか、贈り物として買うほうが適しているといえるでしょう。

これに対して地金型金貨は、金の価格をベースに、発行国の造幣局が金貨の製造を行なうときに生じる製造費や輸送費などのコストが、プレミアムという名目で加算されており、その値段で売買されています。そのため、金の価格が高くなると価値が高まり、反対に金の価格が低下すると価値も低くなります。また、たいていの地金型金貨は、その金貨を発行した国を統治する機関による品質保証があり、安全に売買をすることが可能です。こういった理由で、儲けを得るために金貨を購入するということであれば、地金型金貨が適しています。なお、金貨を利用した投資には複数のメリットがあります。この点に関しても当サイトでは取り上げていますので、金貨での投資に興味のある方はぜひご覧になってください。